2005年12月11日

vol.14 ワールド・ミュージック

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☆『日本人は音楽の構造と歴史が苦手なんですよ。

  リズムや和声の構造に耳がいかない代わりに、音楽でど
  のような感情の変化がもたらされるかということには敏
  感なんですよ。 

  〜となると、構造が見えちゃう人はある種のアウトサイ
  ダーとしてふるまわざるを得ない』      

                    菊地成孔

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 「スタジオ・ボイス」2006年1月号/(INFAS)より。
 
  詳細→ http://tinyurl.com/c5ur3


●これは今月の「スタジオ・ボイス」ワールド・ミュージッ
 ク特集の中からの、サックス奏者・菊地成孔の発言だ。


 その知的なイメージと能書きの多さ(笑)、またメディア
 への露出具合などから「サックス界の坂本龍一」との評価
 もある菊地だが、


 日本を含む世界の音楽状況を、論理的でありながら非常に
 わかりやすく解説する手腕は見事で、確かに教授と比較さ
 れてもおかしくない分析力を持っていると思う。



 ところで、これは僕の勝手な予測なのだが(願望に近い?)、



 教授は現在「エレクトロニカ路線」だけれど、次のスタイ
 ルは「ワールド・ミュージック路線」なのではないか、と
 僕は思っていて、

 近い内に(数年はかかるだろうけど)現代版「ビューティ」
 のような作品が現れるかもしれない、と考えている。


 というのも、エレクトロニカ以降、これといったサウンド
 フォームが出現していない現状では、常に外部からの音楽
 的刺激を必要とする教授のようなタイプのアーチストにと
 って、今もっとも面白いのがこの分野ではないだろうか、
 という気がするからだ。



 僕の現在の環境では教授のラジオなどを聴くことができな
 いので(ウェブ上のものも何度か挑戦してみたが、まだ上
 手くいかない)、

 最近の教授の音楽的関心についてはあまりよくわからない
 し、
 

 あくまで日本から見た場合の話で、基本的にNY在住の教授
 から見るとまた違うかもしれないが、

 少なくとも日本の視点で見ると今日のいわゆるワールド・
 ミュージック・シーンには、もう昔のような単なる物珍し
 さや最先端を気取るスノッブ的なものではない、有意義な
 試みがたくさんなされていると思う。



 この「スタジオ・ボイス」の特集では、アルゼンチン音響
 派から沖縄まで今現在、同時多発的に起こっている音楽的
 ムーブメントの最新型を網羅しており、

 次の時代のヒントを予感させる内容は教授ファンならずと
 も音楽好きなら必読の一冊であるといえるだろう。


                    <文中敬称略>



 「スタジオ・ボイス」2006年1月号/(INFAS)
 
  詳細→ http://tinyurl.com/c5ur3



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●あとがき

♪こんにちは、吉村でございます。


 もともとは記事にするつもりはなかったのですが 
 読んでみたら、これは面白い!と思ったので、
 あわてて書いております(^ ^;


 予告にあった細野さんが登場していないのは残念ですが、 
 久保田麻琴さんのインタビューもあるので
 おすすめです。
 

 よろしければ一度ごらんになってくださいねー♪


 それではまた〜

posted by ヨシムラ タケヒロ at 08:35 | Comment(4) | 坂本龍一を考える。-メルマガ・バックナンバー
この記事へのコメント
吉村さんどーもです!、以前教授がよく言われていた、Jazzは死んだって事を菊地成孔さんにメールしてみました、Jazzは死にません、死ぬのは植物だけです。と言う解答だった、それから書いた文章はよく目にしていたので、南米のエリザベステーラーを買って聞きました、いくどか成孔さんにはメールしたのですがその返信の答えより、答えを感じたアルバムでした。今だに京マチ子の夜と言う曲のねっとりとした艶といかがわしさが、想いださなくても出てきます、素敵でした、しかし僕には教授の言葉の意味も勝手に理解できた感じがしました(^^;;創る人は作品で評価されるべきだ。長〜くなりました楽しみにしてるのでがんばってください。いつか僕の曲も吉村さんに聞かれるとよいなと思いました(^_^;
Posted by Q at 2005年12月14日 03:19
♪Qさん
まいどです〜(^^ 『成孔さんとメール』!!
スゴイですね!そんな方とこうやってお話させていただけるなんて光栄ですー。
答えもなるほど成孔さんらしいですよね。成孔さんのソロ作品はまだちゃんと買って聴いてないので、僕も何か買ってみようかなと思います。
教授って以前からジャズ(フュージョンもですね)に対してものすごく攻撃的ですよね。所詮は即興演奏だから、というのは納得しますが成孔さん周辺の音など面白いものもあると思うんですけどねー。『創る人は作品で評価されるべきだ』
同感です。それがあるからこそ他の恥ずかしいことも開き直ってやれちゃったりします。

Qさんの音楽、聴いてみたいです!
いつかその日が来るのを楽しみにしていますよー♪(^o^)♪
Posted by 吉村たけひろ at 2005年12月14日 22:20
いつも悩みながら一歩一歩進むだけで精一杯でま〜ったくすごくないいろんな人から刺激を受ける、凡人です(^^;; 現代版ビューティ聞いてみたいですね、トニー滝谷の音楽が素晴らしかったです、雑誌Relaxでの教授の新連載を読むと、いろんな意味で確認する事と目から鱗でした、、おもえばSELDOMILEGALからお世話になりっぱなしだと思います。つたない文でもうしわけないです
Posted by Q at 2005年12月15日 06:54
うわー、Qさんチェック早いですー。トニー滝谷、忘れてました(~_~;)
Relax面白そうですね。残念ながら、うちの近所では見あたりません。田舎はつらいっすねー。通販を見てみます。

そうそう、M2Sの「live in tokyo」「day in NY」やっと買いました。「insensatez」をはじめ、めちゃくちゃ素晴らしいです。Qさんからきっかけいただきましたね。ありがとうございます♪(^^
Posted by 吉村たけひろ at 2005年12月16日 21:12
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