2006年04月07日

vol.19 音感

━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━
  
☆『絶対音感は、おかしなことに、白鍵に関してはある。

  黒鍵はあやしい。

  それと僕の音感は半音の半分ぐらい低い。変でしょ』


━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━
 『skmt』(リトルモア/1999年)より。

 詳細→ http://tinyurl.com/b5xvj



●「絶対音感」という言葉の響きは、僕のようにその能力を
 持ち合わせていない人間にとってはけっこう羨望の感情を
 呼び起こすものだったりする。

 しかし、実際には人によっては必ずしもいいことばかりで
 はないようだ。



 ある、絶対音感を持つ人のエピソードとして聞いた話では、

 その人が音楽を聴くとメロディーや音色といった要素に加
 え、音が文字情報として変換されたもの(歌詞のことでは
 ない)も聴こえてくるのだそうだ。


 つまり、音を聴くとその全てがC,D,E・・・、ド、レ、ミ
 ・・・という風に音名として文字化されて耳に入ってくる
 ので、

 例えば、音楽を聴きながら読書をしてしまうと、目と耳か
 ら同時に違う内容の文字情報をインプットすることになっ
 てしまい、

 パニックに陥るのでそんなことはとてもできない、という
 。


 その人が、その時点で音楽活動をしていたのかどうかは
 確認できなかったのだが、

 絶対音感という能力を持ってしまった自分をあまり喜ばし
 くは思っていないようだ、とのことだった。 



 そんな話を聞いて


 特殊な能力を持つ人はそれはそれで大変なのだなあ、

 と思いながらある日、教授の『Minha Vida Como Um Filme
 "my life as a film"』を聴いていると「jd015」という曲
 が始まった。


 すると、僕の耳にも音がレ、ソ、ミ・・・などと文字と
 して聴こえてきた。



 ピアノの持続音が重なり合うこの曲は、一音一音がものす
 ごく長く伸ばされるので、

 音感のない僕の耳でもリアルタイムに音階(相対音名では
 あるが)をかなりの割合で聴きとることができたのだ。


 おお、これが音感を持つ人の世界か!と一瞬興奮したけれ
 ど、よく考えると何を聴いてもこの状態、というのは・・・


 うーん、なるほど確かに慣れるまではちょっと微妙かもし
 れない。

 

 『Minha Vida Como Um Filme"my life as a film"』 

  詳細→ http://tinyurl.com/nnwux


 『skmt』

  詳細→ http://tinyurl.com/b5xvj



------------------------------------------------------

●あとがき

♪こんにちは、吉村でございますー。


 4月に入りましたが、まだまだ日によっては寒かったりも
 しますね。


 花粉も飛んでおります!


 くぐれも体調に気を付けくださいませ♪


 それではまた〜






posted by ヨシムラ タケヒロ at 22:05 | Comment(2) | 坂本龍一を考える。-メルマガ・バックナンバー
この記事へのコメント
吉村さんどーもです!僕にはそのような能力はないですバッド(下向き矢印)でもそう聞こえたらかなり創る人間は助かる気がします、吉村さん、音階の決まった音楽に新しい音楽などあらわれない、、なんて事よく僕は言うわれるんですが、どう思いますか?いつも鋭い違った視点の吉村さんならどう思うか?ぜひ一度聞いてみたく質問しました、失礼だったらごめんなさい。
Posted by Q at 2006年04月08日 11:52
♪Qさん
どもでーす!そうですよねぇ、音感あるといいなぁ、って思います。前に電車の中でいきなり譜面書き出して作曲始めちゃう人がいまして、腰抜かしそうになりました(^ ^;

「新しい音楽」ぼくも最近特にそのことをよく考えるんですよね。
次回のテーマはこれでいきましょう。
Qさん、いつも本当にありがとうございます。失礼なんてとんでもないです。
こちらこそプロの方から質問頂けるなんて大感激です!
ご期待に添えるかどうかわかりませんが、がんばりますー(^^
Posted by 吉村たけひろ at 2006年04月09日 09:44
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。