2006年09月28日

vol.25 赤組/青組


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☆『僕が最近やっている色分けを教えてあげましょうか。

  赤組と青組に分けてるんですけどね。

  まず、赤組に吉田拓郎、青組に井上陽水。

  次に、これが不思議に思うかもしれないけど、赤組に中島み
  ゆき、そして青組にうちのカミさん(松任谷由実)。

  最後に赤組サザンオールスターズ、青組に安全地帯。

  これが最近の色分けなんです』

                   松任谷正隆

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 「キーボード・スペシャル」1987年2月号
 
 『楕円とガイコツ』山下邦彦/2000年/太田出版)より。

   詳細→ http://tinyurl.com/z792b
 


●これは、僕が今まで読んできた音楽に関する文章のなかでも、
 もっとも重要なもののひとつだ。


 教授がどちらの組に属するかは、言うまでもないと思う。


 それまでにも、自分の好きな楽曲やアーティストに共通する、

 音楽的な特徴や傾向を個人レベルでは認識していた。


 しかし、それはあまりにも一般性に欠けており、明瞭に言語化
 することに困難を感じていたし、周囲にも音楽好きはたくさん
 いたけれど自分と共通する感覚を持っている人物は皆無に近か
 ったので(ゼロではないが)、

 その微妙な価値観を「他人と共有する」ということなど、まず
 不可能だと思っていた。



 それだけに、この松任谷の発言と「青組」専門の音楽研究家、
 山下邦彦の登場は衝撃的だった。



 それまでの、音楽雑誌を初めとする各メディアや音楽評論家に
 対して不満やいら立ちを溜め込んでいた僕は、

 これで「何かが変わるのではないか」と期待した。



 しかし、それから随分時間が経ったけれども、残念ながらほと
 んど状況に変化は無いようだ。



 こういう文章を書く場を持っていると、つい不満をぶちまけた
 くもなるけれど、それでは能がないというか生産性に欠けるの
 で、
 


 こういうものを作ってみた。

 → http://www.mag2.com/m/0000205691.html



 こんなマニアックなものに、一体何人の人に興味を持ってもら
 えるのか、かなり怪しいとは思うけれど、とりあえず始めて
 みようと思う。
 

                      <文中敬称略>



 
 『楕円とガイコツ』山下邦彦/2000年/太田出版)

   詳細→ http://tinyurl.com/z792b

 

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●あとがき

♪こんにちは、吉村でございますー。


 というわけで、新メルマガの創刊準備で
 遅くなりました。


 自分としては、この教授マガジンの姉妹/兄弟誌のつもりで
 創刊しました。


 これをお読みの方には、コンセプトを理解していただけると
 思うのですが、一般?の方に伝えるには多少の努力が必要かも
 しれませんね。


 準備号には名前がありませんが、発行人はワタシです(^ ^;


 サイトの方は、準備が出来しだいまたお知らせいたしますね。


 それではまた〜



●ストップ六ヶ所(日本語) 
   http://stop-rokkasho.org/information/ja/

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   https://www.sitesakamoto.com/newsletter/

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posted by ヨシムラ タケヒロ at 20:00 | Comment(2) | 坂本龍一を考える。-メルマガ・バックナンバー
この記事へのコメント
吉村さんどーもですexclamation×2ごぶさたです。なぜか?今回の分を読んだ時、ファラオサンダースの言葉で、〈僕はべつにジャズをやってるわけじゃない!ジャンルわけされるのは嫌いだ〉を思い出してしまいました。まあ、創る意識ではジャンルなんて考えて創りはしないって事だと僕も思いますし、んー少し混乱してます 更新期待してます。
Posted by Q at 2006年12月30日 12:01
♪Qさん

どーもでっす!(^^
ファラオの言葉いいですね〜

彼が現在ジャズ以外のリスナーにも(というかジャズ以外のリスナーの方に、かもしれません)支持されている理由がよくわかるような気がします。

でも、ジャンルで聴く人ってやっぱりまだまだ多いみたいですね。
少しでもその状況が変えることができればいいなぁ〜と思っています。

更新がんばります(^ ^;



Posted by 吉村たけひろ at 2006年12月30日 23:01
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